子供の成長は早いもので、それは目に見える身長や体重だけではなく、精神面でもそうです。色々な感情を家族や友達と共有していくことによって大人に育っていきます。幼稚園・保育園、小学校、中学校、高校、そして、大学、専門学校と進学していくタイミングでどんな贈り物が送られているかをご紹介していきます。
親から子供へのプレゼント
①学びになるもの
学習用品です。幼稚園・保育園では積み木やブロックなどがあたりますが、小学校以降は学習机から学習に必要な文房具、ノート、ドリルなどもそうです。
プレゼントのすべてが学びになるといっても過言でないです。ただし、プレゼントが利用されるかどうかは与えるだけではなく、利用の仕方などを一緒に学ぶといった姿勢が必要になってきます。
②スポーツ用品
子供の成長の中で運動は欠かせないものです。スポーツを行うためには、必ずと言っていいほど道具が必要になってきます。走るということだけでも運動靴は必要です。お金のかかるスポーツから靴だけで出来るものまで様々ですが、道具を使えば使うほど、そのスポーツへの興味がわいてきます。
スポーツは道具が与えられてから好きになることもあれば、テレビや運動場でやっている人を見て能動的にやってみたいと思うこともあります。どちらのパターンでも、きっかけを与えることが重要になります。
③ゲーム
ゲームはトランプなどから始まり、TVゲームからスマホゲーム、ボードゲームまでかなり多種多様なものがあります。
TVゲームやスマホゲームは良くないといわれていますが、のめりこみ過ぎる傾向にあるので良くないだけです。のめり込み過ぎているな、と思ったら時間などの制限をかけるのが良いでしょう。どちらかというとインドアの遊びになってくるので、健康を考えるとスポーツとゲームのバランスを保っていくことは重要になります。
④趣味用品
お絵描き、料理、裁縫、植物の育成、書道、ピアノ・・・などなどがあります。その道具を揃えてあげるのも良いでしょう。趣味の道具というのは初心者用からプロ用まで価格も含めて幅広く購入することに悩みますが、子供の真剣度合いを見て、どの程度のものを買うかを見極めるのがオススメです。
趣味からプロになり、そのまま仕事にすることもあるので、本当にずっとやり続けていたら、新調してあげるのも良いでしょう。
⑤キャラクターグッズ
保育園・幼稚園~小学生、中学生までが一番多いものになります。好きなキャラクターというのは友達から影響を受けるものが多く、TVから出たもの、一般的なブランドキャラクターまで様々です。
流行り廃りが早いキャラクターと昔からずっと続いているキャラクターと別れますが、継続的にあるキャラクターのほうが色々なグッズのバリエーションもあるので、趣味などと合わせるようであればブランドキャラクターがオススメです。
⑥生活用品
食器、服、椅子などになります。特に服は成長と共に変えていかなければならない必需品になってくるので、プレゼントとして好まれることが多いです。
生活用品には無駄がない一方、親の一方的な興味で買ってしまうと、好きではないので買ってあげても着ない、使わないことになることがありえます。
それを避けるためにも、生活用品は一緒に行って買ってあげるのがいいでしょう。その中で、予算なども伝えることで小学校の子供であれば計算の勉強にもなります。
子供から親へのプレゼント
①手作りの作品
学校で作ってきた工作、絵など作品の種類は様々ありますが、この子供が初めて作った○○というのは大変親にとっては喜ばしいものです。
子供は全く気付いていないことが多いですが、家に飾ったりすることでその時のことを思い出したりできます。親子一緒に何かを作るというのも面白いです。
②料理
料理はモノとしては残らないですが、料理をしてもらうこと自体が親にとっての贈り物と呼べるかもしれません。
また、料理は食材であったり、調理器具など使い方を知るには絶好の機会となり、自ら料理をすることで食べ物に対する大切さを学ぶことが出来ます。また子供としては作ってもらうのが当たり前の中から、進学して一人暮らしを始めると、その当たり前が当たり前ではなくなります。その時に親の尊さなどが分かるきっかけにもなります。
③癒しのプレゼント
昔、肩たたき券などを作ったことは無いでしょうか?癒しのプレゼントとは、子供が親に提供するサービス全般を言います。
そのサービスは布団を干すのでも、皿を洗うのでも親にとっては何でもよいのです。全てが大切なプレゼントになります。
④元気でいること
実はこれが一番子供にとっては大切なモノであり、親にとっても願っていることかもしれません。元気でいる事だけで親にとっては素晴らしいものと感じます。少なからず病気をすることは誰でもありますが、体力的にも精神的にも健康で安心な生活をしている姿を見ることが出来るだけで、一番良いプレゼントになります。
しばしば、子供と親が別居するとコミュニケーション不足になることが多くなりますが、その元気でいることは触れ合うことでしか確認できません。ぜひ、嫌がられない程度のスキンシップを心がけましょう。
親から子へは期待とヒアリングを、子供から親へは気持ちを
いかがでしょうか。総じて、親から子へのプレゼントは親の思いが少なからずこもっています。こうなってほしい、こうあって生きてほしいといったイメージだけでも。そのイメージの押し付けになってはならないので、子供との会話から子供の希望も聞いてあげることが大切です。
一方で、子供からのプレゼントは元気や健康がベースになり、なんでも自発的にやったものは形がモノであれ、サービスであれすべてがうれしいものです。
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