大切な人は両親から始まり、親族、そして時として子供の場合もあると思います。
大切な人との死別というのは二度とない瞬間であり、戻っては来ません。葬儀から火葬、納骨までの儀式も二度と出来ません。そして、その後の生活にはその人はいないのです。
今回は大切な人を失ったときに、やっておけばよかった・・・と思ったことをご紹介します。
やっておけばよかったと思う事
①普段の会話
距離的な問題や時間的な問題、理由はどうであれ、これを一番やっておけばよかったと思う人は多いです。
何気ない家事のコミュニケーションであったり、子供に関する会話であったりそういった積み重ねが重要です。ただし、これには際限が無いので、やりきった!と言えることは無い一方、色々話したことが思い出となり後悔を少なくさせます。
②その人の歴史を知る
人それぞれに歴史はあり、生まれてから死ぬまでの一生に様々な人と知り合い、幸せな経験もつらい経験もあったはずです。
それを共有することは、自分自身がその人の歴史を辿ることになります。今ではデータとして残っているものを見返すという事も簡単にできますが、やはり生きている今の話を聞くほど貴重で代えがたいものはありません。
③お祝い
定年退職から喜寿、米寿・・・誕生日に至るまでお祝い事は沢山あります。そのお祝い事を何故してあげられなかったんだろうという後悔をしないためにも、ちゃんとお祝いをしましょう。時間が取れないなどの問題がある場合でも、電話一本だけでも違うはずです。
また喜寿などのお祝いは、詩をプレゼントしたり似顔絵をプレゼントしたりするのもおススメです。
④旅行
家族旅行は子供の時は一緒に行ったけれども、成人してからは行ってないなぁという人も多いのではないでしょうか。旅行は時間もお金も体力も必要なので中々タイミングが合わずに行くことが出来ないものです。ただ、きっちりとタイミングを見計らって計画すれば旅行は出来ます。
普段では話せないけれども、旅行先だから話せるといった事もあるので後悔しないように計画してみましょう。
⑤素直な気持ちを伝える
素直な気持ちを伝えるというのは、普段ではあまりできないことかもしれません。どこか格好つけたりしたり、着飾って見せたりして話をしていませんか?後で素直に伝えようと思った事は、結局亡くなってから伝えられないものとなってしまいます。
そうならないためにも、日ごろから素直に気持ちを伝えることを心がけて生活することが必要です。