今回は転職のための退職ではなく、定年退職や早期退職で一度、働くという時間を置くことの瞬間にフォーカスしてみたいと思います。
働く時間を置くという事は、生きてきた場所の一つを失うことを意味します。働くことが主軸になっていた生活から、家庭のことや趣味に生きていくという事です。今では定年退職してからもシルバー人材センターなどで働くことをする人も多くなっていますが、仕事が主軸から離れるという事は50年、60年と築き上げたものから離れることもあり感慨深いものでしょう。
手渡される贈り物を、プレゼントを贈る人別に見ていきましょう。
プレゼントを贈る人
①パートナー
パートナーは長年寄り添ってきた、仕事を支える真の裏方ともいえます。パートナーからの贈り物は、お疲れ様でしたの意味を込めた達成した証となるものや、次の趣味や家庭でつながるものを贈られることが多いです。
では、達成した証となるものは、具体的に何があるかというと、入社の年にちなんだお酒や仕事上でよく使った服や文房具が挙げられます。あとは、これからもずっと一緒にという願いを込めて、指輪や花を贈るのも良いでしょう。
②会社
会社の先輩、同僚、後輩は贈り物として動画や写真をアルバムにしたものが多いです。これまでためてきたデータを今こそ活かすときであり、それをもとに手作りのプレゼントを贈ります。
全体から贈られるものは、どの人たちも公平にという面目で、あまりプレゼントに価格の差をつけないことが多いですが、個別から贈られるものは、より一層想いの込んだものになるので名一杯アレンジして感謝の気持ちを伝えましょう。
③友人
友人は長年付き添ってきたからこそ贈ることが出来るプレゼントがあります。
友人だからこそ知っている悩みや喜びそれにまつわる贈り物が喜ばれます。モノになりがちですが、同窓生からのお祝いのコメントや動画を撮影して届けるのも良いでしょう。
④子供
子供は別居の場合、ある程度コミュニケーションをとっていないと、退職をしていた事すら知らないこともあります。
実家に戻ったときには、いつで退職するのかを日頃の普段の会話に織り交ぜて聞いてみると良いでしょう。子供から親へのプレゼントはまさにサプライズで、「今までありがとう」という想いが無いと中々渡すことが出来ないものです。
⑤取引先
長年にわたって取引があった会社や個人からのお祝いです。取引先からも受け取る方はサプライズになることでしょう。
取引先を大切にしてきたからこそ、贈られるものになります。花や色紙、自社製品などが定番になりますが、送別会を開いて、映像を流したりすることもあります。
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